創業昭和44年。手仕事による本物の家づくりを追求するさいたま市岩槻区の笠巻工務店です。
シロアリの侵入は家の大敵ですが、適切な点検を行うことで、リスクを最小限に抑えることができます。
この記事では、シロアリ点検の費用相場を明確に解説し、その上で点検のタイミングや業者選びの6つのポイントについても詳しくご紹介します。
シロアリ点検の費用相場はいくら?
シロアリの点検費用は、会社やお住いのエリアによって異なります。
一般的には、約1.5万円の費用がかかることが多いです。点検口が設けられていなく、床下にアクセスできない場合は、その費用が5,000円から8,000円程度となることもあります。
笠巻工務店の場合、会社付近での作業の場合は無料で点検を行っています。しかし、地域から離れた場所での作業となると、追加の費用がかかるケースもあります。
シロアリ点検の頻度はどれくらい?
シロアリの点検は、おおよそ5年ごとに行うのが推奨されています。
なぜなら、消毒に使う薬剤は5年で効果が切れてしまうからです。また、保証期間内に点検を行い、シロアリの兆候を発見すれば、保証の範囲での対応が受けられることもあるので、安心です。
5年以内でもシロアリ点検すべき2つのタイミング
ここでは、消毒から5年経っていない場合でも点検すべきタイミングをご紹介します。
雨漏り・水漏れが発生した
水の侵入は、シロアリ被害の大きな原因です。雨漏りや水漏れが起きると、消毒が流れてしまう可能性があるためです。また、雨漏りや水漏れした箇所の湿度が上昇し、シロアリが住みやすい条件が整ってしまいます。
そのため、これらの現象が見られた場合は、シロアリの点検を検討すべきです。早期の対応が、大きな被害を未然に防ぐカギとなります。
水回りを交換する
お風呂やキッチンなどの水回りは、シロアリが好む場所として知られています。このような場所のリフォームや交換を行う際には、そのタイミングでシロアリの点検を行うのがおすすめです。
シロアリ点検の流れとは
初めに、お家の間取りを把握します。これは、点検する範囲や注意する場所を特定するためです。次に、点検口から床下へと進みます。床下でのチェックポイントは、特に水回りの配管です。シロアリは湿度の高い場所を好むため、この部分は重要です。また、目視でシロアリの存在や痕跡を探る作業も行われます。
点検の期間は、大まかに1時間から1時間半を目安にしており、家の大きさや状態によって変動します。また、家の外周りも確認の対象となります。木の根元や外壁の状態、通気口の開閉状況など、シロアリが侵入しやすいポイントをチェックします。
なお、点検口が設置されていない家の場合、床下を常時確認できるよう、新たに穴を開ける作業が行われることもあります。特に和室の場合、畳を一時的に取り外し、そこの穴を開けることが一般的です。
シロアリ点検は自分でできるのか?
シロアリ点検は、自宅の床下に潜れる人なら実施できます。
蟻道や被食の跡(例:根太や大引きの部分)を見つけることは可能です。しかし、床下に人が入ると、シロアリは逃げてしまいやすいため、実際のシロアリを発見することは難易度が高いです。
それでは、自分でシロアリ点検をするメリットとデメリットについて解説していきます。
自分でシロアリ点検するメリット
自らシロアリの点検を手がけることの最大のメリットは、費用を抑えられる点です。
また、自分の都合に合わせて柔軟に行えるのも魅力的ですね。専門業者に依頼すると、自宅へ来るまでに数日待つことも少なくありません。しかし、自分であれば、点検をしたいと思った時にすぐに作業に取り掛かれます。
自分でシロアリ点検するデメリット
シロアリの点検は専門的な知識や経験を要するため、素人が行うと適切な点検が難しいことがデメリットとして挙げられます。シロアリの被害箇所を見逃すリスクがあります。また、事故のリスクも無視できません。特に暗い場所での作業となるため、怪我をする可能性が高まります。釘や木片に足を取られたりするなどのリスクが伴います。
シロアリ点検の業者選びの6つのポイント
シロアリ点検の業者選びの6つのポイントをお伝えします。
見積もりが明確な業者を選ぶ
シロアリ点検の業者選びで最初に考慮するべきは、見積もりの明確さです。
予算内での作業を進めたいのであれば、費用の内訳や詳細な計画が明示されている業者を選びましょう。不明瞭な見積もりは、後で予期せぬ追加料金が発生するリスクがあります。
点検結果の報告書を出す業者を選ぶ
点検の際、業者が床下に入らないケースも存在します。しかし、詳細な点検結果を報告してくれる業者であれば、床下に潜って適切な調査をしている可能性が高いです。
施工後の保証が充実している業者を選ぶ
シロアリ点検後の施工が完了したら、保証内容も重要です。施工後に再びシロアリが出現した場合や、施工に問題が発生した際に、しっかりとした対応を約束する業者を選択することで、安心して任せられます。
地域密着型の業者を選ぶ
地域に根差している業者を選ぶメリットは、急なトラブルや相談にも迅速に対応してくれることです。近隣での実績や信頼性も高く、何か問題が生じたときにすぐに対応してくれるので、安心感が増します。
リフォームもできる業者を選ぶ
シロアリ被害によって、部分的なリフォームが必要となるケースも考えられます。シロアリ駆除では薬剤塗布や薬剤散布を行いますが、リフォーム前に行ってしまっては、その部分を撤去するかもしれないので意味がなくなってしまいます。シロアリ駆除と同時にリフォームができる業者を選べば、被害の状態に応じて部材交換などの対応がスムーズに進むでしょう。
訪問業者には依頼しない
訪問営業の業者には慎重になった方が良いでしょう。中には不十分なサービスを提供したり、高額な費用を請求する場合があるからです。さらに、不安を煽って、不必要な駆除を強要する業者もいます。
まとめ
今回の記事では、シロアリ点検の費用相場や評者の選び方について解説してきました。
地域密着型の業者であれば無料で点検を行ってくれる場合もあるので、そういった業者を選ぶといいでしょう。また、シロアリが発生した場合、半年放置するだけで駆除・リフォーム費用が高くなる可能性があります。そのため、早急に対処することをおすすめします。
笠巻工務店は創業昭和44年の木造建築のプロフェッショナルです。シロアリ調査は無料で、さらに駆除からリフォームまで一貫して行っております。一級建築士である社長自身が徹底的に床下まで調査いたします。
シロアリ点検や駆除のことなら、笠巻工務店までご連絡ください。