【木造住宅は100年もつ!】 メンテナンス時期の目安・長持ちさせるコツを紹介します

創業昭和44年。手仕事による本物の家づくりを追求するさいたま市岩槻区の笠巻工務店です。

 

「木造住宅の寿命は30年」と言われていますが、適切な時期にメンテナンスすれば何年も長持ちすることはご存じですか?
また、適切な時期にメンテナンスすれば、長持ちするだけでなく、メンテナンスにかかる費用も抑えられます。

本記事を参考に、少し早めのメンテナンスを検討してはいかがでしょうか。

 

 

 

木造住宅におけるメンテナンスの重要性

 

住宅は日々雨風にさらされることによって、経年劣化が発生してしまいます。そのような経年劣化を放置し続けてしまうと、長期間住み続けることが難しくなってしまいます。本来、木造住宅は日々メンテナンスをすれば100年経っても住み続けることができます。ですので、こまめにメンテナンスを行い快適に、長期間に渡って住み続けられるようにすることが望ましいです。

 

また、こまめにメンテナンスを行うことで、メンテナンスにかかる総費用を抑えることもできます。経年劣化を放置し続けると、連鎖的に他の箇所が悪化していき、メンテナンスが大がかりになり、費用もかさんでしまいます。他にも、メンテナンスは住宅の資産価値を維持することにもつながります。

 

そのため、木造住宅のメンテナンスをしっかりと行うことは、さまざまな面でとても重要になってきます。

 

 

 

メンテナンス時期の目安と費用とは

木造住宅のメンテナンスの時期の目安とそれぞれにかかる費用はどのくらいなのかを見ていきましょう。

 

築10年の住宅の場合

 

築10年経った住宅は、「外壁・屋根の塗装メンテナンス」の目安となる時期です。

メンテナンス費用の目安としては「100万円前後」です。

 

屋根の塗装をしなかった場合、屋根が劣化してしまい屋根自体の葺き替えが必要になるケースもあります。

しかし、きちんと塗装を行えば、葺き替えの時期を大幅に先送りすることができます。

 

また、外壁に関しても塗装をしなかった場合、ひび割れが起きてバリバリに割れて雨漏りが発生する可能性があります。あまりにも悪化してしまうと、外壁の張り替えが必要になるかもしれません。加えて、ひび割れた隙間から水が浸み込むと、それに伴って他の箇所も劣化が進んでしまい、修繕費用がかさんでしまいます。

しかし、屋根と同様にきちんと塗装を行えば、それらの心配をする必要がなく、修繕費用も安く抑えることができます。

 

時期が重なるメンテナンスは同時に行うことによって、費用を抑えることができるので、屋根の塗装と外壁の塗装は同時に行ってもらうようにしましょう。

 

 

築20〜30年の住宅の場合

 

築20〜30年経った住宅は、「水回りのメンテナンス」の目安となる時期です。

メンテナンス費用の目安としては、キッチン・お風呂は「100万円単位」でかかってしますが、トイレ・化粧台は「20万円程度」です。しかし、配管のゴムパッキンの交換だけで済ませることができれば、「数万円」まで費用を抑えることができます。

 

築20〜30年ほど経つと給湯器が故障したり、ひび割れによってシンク下の排水管のつなぎ目劣化して水漏れが起きたり、水の出が悪くなったりすることがあります。早いと10年ほどで上記のトラブルが発生するので注意が必要です。
しかし、こまめにメンテナンスを行うことによって費用を最低限に抑えることが可能です。

 

他にも、「外壁・屋根の張り替え」の目安となる時期でもあります。

メンテナンス費用の目安としては、外壁は「140万円前後」で、屋根は「160万円前後」です。

 

パッと見てキレイだと思う程度の時期にメンテナンスを行うようにすると、費用を抑えることができます。

 

 

 

住宅の長持ちさせる方法

 

自分の家を買ったからには、長期間住み続けられることが望ましいです。そこで、住宅を長持ちさせる方法についてお話しいたします。

 

居住者が日常的にできることは、「こまめな掃除を行うこと」です。特に、水回りの掃除はこまめに行うようにしましょう。また、使い方を考えることで劣化を遅らせたり、メンテナンスの費用を抑えたりすることができます。

 

他にも、木造住宅では土台や構造に使用されている木材の腐食を防ぐことによっても住宅の寿命を延ばすことができます。木造住宅の腐食対策としては、シロアリの対策をすることが重要です。土壌や木材に防蟻用の薬剤を散布するなどの対策を講じてシロアリの侵入を防ぐようにしましょう。

 

 

 

木造住宅のメンテナンスなら、笠巻工務店へ!

 

木造住宅のメンテナンスをお考えの方は、笠巻工務店にお任せください。

 

メンテナンスを行う際には、しっかりと床下調査をしてから行います。床下調査は他の会社であると、汚く暗く潜るのが嫌だからという理由で面倒くさがる場合が多いです。また、床下に入らず見積もりを出す会社まであります。そうすると、住宅の現状を鑑みていないメンテナンスを行うことになってしまいます。

 

しかし、弊社であれば一級建築士の資格を持っている社長が行うので、表面だけではなく、根本の問題を解決して、本当に長持ちするメンテナンスを行います。

 

住宅の資産価値を維持して、快適に住宅に住み続けるには、こまめなメンテナンスが必要です。

 

「メンテナンスをしたいけど何をすればいいのかわからない」「どのようなメンテナンスが必要か知りたい」という方は、お気軽に笠巻工務店にお問い合わせください。